あなた、そして私

ソン・スンホン(宋承憲)中心に視聴日記をまとめたほうがいいのか、それは無謀なことなのか、現在思案中。
せっかく58話観ようと決めたのだから、なんとか楽しい視聴日記にしたいのだが。
今日1話目を見たのだが、まだどんな風にまとめていいか決めかねている・・・

視聴前に
全58話だという。勢いで全部見るということが出来ない性格なので、(仕事もあるしそんなことしたら日常生活の破綻だ(笑)最後まで辿りつけるのか?

心配は残るが出来る範囲でぼちぼちと更新する予定だ。
第1回
2005・7・23
来なかった恋人
タイトルのあなた、そして私と言うとおりに主人公は私(スギョン 演 チェ・ジンシル)とあなた(ドンギュ 演 パク・サンギョン)で、ドンギュの弟がヨンギュ(演 チャ・インピョ)、ミンギュ(演 ソン・スンホン)という設定だ。

長兄はソウルの大企業で働く真面目な男性、入隊中の次兄は上官に賄賂を渡すことも忘れない小賢しい青年、三男は暴力沙汰を起こしても口数の少ないどこか影がある青年、そして父親は片田舎で漁業を営んでいるが、お世辞にも裕福とは言えず、三男の暴力沙汰の示談金1000万ウォン(日本円だと100万くらいだろうか)工面することが出来ない。長兄は婚約前の恋人に金の無心をしなくてはいけないのだからかなり情けない状況だ。
勿論長兄は自分の家庭事情など恋人のスギョンに打ち明けておらず、(気持ちはよく分かる)スギョンの父親の還暦祝いの席をミンギュの暴力沙汰のせいで、欠席したことなど口がさけてもいえないのだ。

遊びで付き合っている女性に無理を言って上官への賄賂を用意させ、部下にはアメとムチで自分の使い走りにしようとする小賢しい次男だが、これがなかなか面白い。八百屋で身を粉にして働く彼女に「手が汚い、髪が臭い」などと言っておきながら、最後に「韓国で一番綺麗だ」などと誉めることも忘れない。結局誰でもアメとムチで世の中を渡っていこうとする調子のいい奴らしい。

今日のソン・スンホン(宋承憲)

口数の少ない三男という設定故、殆ど台詞らしい台詞なし。
「ネガチャルモッテスムニダ(僕が悪かったんだ)」と口ごもりながら謝るだけだが、漁船に乗り長兄のために魚を採ろうとする優しさを見せる。勿論気持ちは行き違い感謝の気持ちは伝わらないのだ。
第2回
2005・8・7
故郷へ
弟ミンギュの起こしたトラブルのせいで金の工面をしなければならないとは恋人スギョンに口が裂けても言い出せないドンギュ。
確かに娘の婚約者に開口一番「支持政党は?」などと質問する父親を持つ恋人には、なかなかそんな悩みは打ち明けられないのはよく分かる。
そんなどこかドン臭い長兄に比べ、兵役中のヨンギュの調子のいいこと。そしてそのヨンギュが遊びで付き合っている女性ミスクは、絶対だまされていると分かっている感じだ。だまされていることを薄々気が付きながらも、私が彼を変えてみせるという気持ちと、捨てられたらどうしようという気持ちとで毎日揺れ動いている感じだ。
調子よく立ち回っているつもりのヨンギュらしいが、世の中そんなに上手くいくはずがない。絶対痛い目にあうだろう。(それが結構楽しみである)

今日のソン・スンホン(宋承憲)

専門学校中退では働き口もないらしく、すねた感じで犬を散歩させるソン・スンホン(宋承憲)。犬もどことなく貧相な感じでそれがまたぴったりなのだ。
第3回
2005・8・14
失望
スギョンを連れ海辺の実家に戻るドンギュ。どんな豪邸を想像していたのか知らないが考えていたのと全く違う貧しい田舎暮らし、腹違いの弟、「綺麗なのは整形したせい?」と韓国らしいストレートな質問をする妹と、想定外の事に動揺し、涙するスギョン。確かに「嫁入り道具は何もいらないから、余裕が出来たらミンギュを居候させてやってくれ」なんていわれたら、世間知らずのお嬢様でなくても、どうしていいかわからないだろう。

兵役中のヨンギュは最後の休暇に実家に連れて行くようねだるミスクをどのように追い払ったらいいのかわからず、嘘をつくが、期待させるだけ期待させておいて、今更捨てようなどそんな虫のいい話がある分けないのだ。「兄さんが結婚する前に俺が結婚できるか」などと余り説得力のない話でミスクを丸め込もうとするが・・・ミスクも信用していない様子だが、捨てられるより、嘘が満載のヨンギュの話を信じようと思っているのか・・・ミスク頑張れ。いや頑張らず他の真面目な男を捜したほうがいいのか・・・・・

何とか上手くやろうと小賢しいヨンギュと真面目一徹といった雰囲気のドンギュ。とても同じ遺伝子をもった兄弟には見えないが、なんとドンギュに好意を持っている同僚が出現。真面目ではあるが、ドンギュにそんな魅力があったとは。

今日のソン・スンホン(宋承憲)
ドンギュ父はやっぱり末の息子のミンギュが可愛くてしょうがないのだ。俺が若かったら仕返ししてやるなどと言っている。どうやら喧嘩っ早いのは父親譲りのようだ。
そしてやっぱりすねた感じでドンギュとスギョンを離れたところから見送るミンギュ。勿論隣には犬が一緒なのだ。
第4回
2005・8・28
別れの痛み
「恋愛なんて5年が限度」という説得力があるのかないのか分からない煙に巻いた言葉がきっかけになったのかドンギュと分かれることにするスギョン。こんな時は女性のほうが強いもので、想い出にひたりたいドンギュを一人酒場に残し立ち去り、翌日からスポーツクラブに行き、英会話を習いと一見さっさと次のステップに進んだかのようだ。大学時代の友人と再会し、クラブで楽しむスギョンと比べ、妙に汚い屋台飲み屋が似合うドンギュだ。

最後の休暇で家に帰ってきたヨンギュは、ミンギュの敵を懲らしめたり、(田舎のチンピラらしい懲らしめ方で非常に分かりやすい)兄弟三人で海辺でつりをしたりと結構兄弟思いではないか。
しかしミスクが突然やってきて慌てふためくなどまだまだ小心者だ。それに比べてミスクは恋人も居ないことを確認し、更にはヨンギュの金遣いが汚いことも確認済みなのだ。こちらも女性の方が強いことは間違いない。

そしてもてるという言葉に縁が無いドンギュかと思いきや、同僚のヨンミがなんと家の前で待っているではないか?ドンギュに対してそんなに積極的になるとは、ドンギュのどこにそんな魅力があるのか?
「俺は今危ない男だ」なんてドンギュがヨンミにいうところなど、一生に一度あるかないかの場面のはずだ。

今日のソン・スンホン(宋承憲)
休暇で帰ってきたヨンギュと一緒に釣りに興じるミンギュ。このドラマのいいところは、ミンギュの母親が違うことなど気にならず皆兄弟が仲がいいところだ。日本のホームドラマだったらそうはいかない。ヨンギュみたいな駄目兄がミンギュのことをバカにするに決まっている。駄目兄ヨンギュが、ミンジュの事を可愛がっているところなどはなかなか微笑ましい場面だ。
しかしソン・スンホン(宋承憲) 兄弟三人で踊る場面では妙なダンスを披露していた。やっぱりダンスはあまり得意で無いらしい・・・・
第5回
2005・9・4
もう俺に構うな
自分も学生時代のミョンウから告白されているにも関わらず、ドンギュが同僚のヨンミと一緒に居たことを許せないスギョン。傷つく気持ちが分からないでもないが、それはドンギュも同じことだ。涙するスギョンに優しくハンカチを差し出すミョンウに「自分のがある」とつれない返事のスギョン。私なら絶対ミョンウに乗り換えるのだが(笑)やっぱりドンギュがいいらしい。このドラマスギョンとドンギュが主人公なのに、主人公のカップルの目線でみるとちっとも面白くないのは何故だろう。ドンギュは地味だし、スギョンはちょっと世間知らずのお嬢様っぽいのが鼻につく。

ヨンギュは相変わらず自分を追い駆けてきたミスクに冷たい。しかし彼女を捨てるのかと思いきや、夕食を食べていないミスクを心配したり、別れ際にぬいぐるみをプレゼントしたりと、持ち上げたり落としたり忙しい。最終的には捨てるつもりなのだろうが、自分が振られるのは絶対嫌なのだろう。田舎のチンピラらしい安っぽいプライドのようだが、本当にこのヨンギュ、観ているだけなら面白さ一番だ。更に彼に貢いだお金をメモしていたミスクにも拍手だ。ああいう田舎のチンピラにはあれ位してやらないと自分の安っぽさが分からないのだから・・・
しかし除隊後の夢がネオンの街で働くことだとは、やはりどこまでも田舎のチンピラなのである。いいぞ ヨンギュ。その調子でどんどんドラマを盛り上げて行って欲しい。

今日のソン・スンホン(宋承憲)
ミンギュは自動車整備工場に弟子入りすることになるが、無口なのは相変わらずだ。
第6回
2005・9・11
自分が嫌い
両親からのお見合い攻撃にうんざりだし、さりとてミョンウからバイクデートに誘われたり、大人の付き合いを進められても今ひとつのスギョン。片やヨンミを女性としてみようと努力してみるといっては見るものの、未だに財布の中にあるスギョンの写真を捨てられないドンギュ。結局このカップルどっちもどっちなのだ。スギョンはミョンウとドンギュは同僚のヨンミと別々の道を歩み始めるかと思いきや二人ともなかなか踏ん切りがつかないらしい。

ヨンギュは除隊後の計画をちゃくちゃくと考えているようだが、やっぱり一山当てようという浅はかな考えに変わりはないらしい。除隊後の生活が楽しみだ。

今日のソン・スンホン(宋承憲)
挨拶は今ひとつのようだが、整備工場での働きが認められて前借まで出来るようになったらしい。ドンギュが別れたことを姉さんと心配するあたりは本当に兄弟思いだ。兄ドンギュがスギョンに捨てられたことを我が事のように泣いて悔しがる姉。このあたりが日本人にはわからない家族描写の一つだ。そして兄を心配する二人の傍らにはやっぱりちょっと貧弱な犬が一緒にいるのだ。
第7回
2005・9・19
父の涙
スギョンを忘れようとヨンミに結婚を申し込むドンギュ。付き合ってもいないのに、いい夫になると宣言し、ヨンミを説得しようとしている。ヨンギュは腐れ縁のミスクと別れそうで別れないのに、この兄弟一体どんな遺伝子を共有しているのか?そしてヨンギュからドンギュがスギョンと別れたと聞き、居ても立ってもいられずソウルへ向かう父。結局スギョンの家に乗り込み、母親たちの前でスギョンの説得を試みるが、勿論そんな捨て身の作戦など成功するわけもない。家へ帰ってきて寂しさと悔しさで涙に暮れる父。

私がスギョンだったら絶対大学の同級生ミョンウを選びたい(たとえ義理の弟がソン・スンホン(宋承憲)であっても(笑))ところだが、どうやらスギョンは違うらしい。ヨンミとドンギュの仲睦まじい姿を見、仕事の事で八つ当たりしている。(出来るOLにあるまじき行為だ)

それにしても、本当に家族のつながりの濃さに驚かされる展開だ。パク家は総動員でふられたドンギュの心配をしているし、ユン家もスギョンの見合い相手の選定に忙しいときている。誰の頭にも二人の事をそっとしておくという考えはないらしい。

今日のチャ・インピョ
ドンギュがふられたと悔し涙にくれる弟と妹に「悔しいから復讐だって?そんなことは俺に任せておけばいい。」こんな説教をするなんて、結構面白い兄さんではないか?「いいか人を信じるな?捨てるときはばっさりすてろ。ちょっとでも情けはみせるな。」面白い人生観をもったヨンギュの除隊後が益々楽しみになってきた。

今日のソン・スンホン(宋承憲)
ソウルへ行った父親を追い駆けるようにヨンギュに頼むなんてミンギュも本当に家族思いである。産みの母親の事を聞き動揺しながらも、ドンギュのことを思い涙に暮れる父親を物陰からこっそり見つめたりしているのだ。
第8回
2005・9・25
再燃
ドンギュから呼び出された時は冷たい態度を取っていたくせに、ドンギュとヨンミの結婚話がどんどん進展していくのを傍で見て気が気でないスギョン。
苦労して入った会社を辞めて留学するだの大学院に進学するだの、お嬢さまらしい傷の癒し方しか思いつかないらしい。(母親に意見されていたが当然である。)
そしてとうとうドンギュの家の前で待ち伏せし、涙ながらに復縁を迫っている。
「わたしと別れて生きていく自信があるの?」とはお嬢さまらしい上からの物言いだ。ドンギュも「随分自分を買い被っているな!」と強い口調で応酬している。いいぞ。お嬢さまにはそのくらい、バシンと言ってやらなくては!「涙に負けるな」と応援していたのだが、結局スギョンのあなたがいなくては生きていけないの・・・・涙を流しながら復縁をせまるスギョンを抱きしめてしまうドンジュ。
これではだしにされたヨンミが可哀相ではないか?

今日のチャ・インピョ
除隊後のヨンギュについていこうとしたミスクだったが、「俺が愛しているのは自分だけだ」という非常にヨンギュらしい理屈により結局捨てられてしまうミスク。
クリスタルのキーホルダーの相手のことがまだ気になる様子だ。(クリスタルのネックレスでないところが非常にせこい感じだが、これもヨンギュらしい。)
そして病気で除隊しそうな後輩に妙に優しいヨンギュ。どこまでも田舎の親分気取りのようだ。

今日のソン・スンホン(宋承憲)
産みの母親の事が頭から離れないミンギュ。まぶたの母の顔を描いてみたり、父親の寝床にもぐりこんでみたり、そして詳しい場所も分からないのに、母の面影を求めてソウルへ向かったりと、と二十歳過ぎの青年とは思えない幼さである。
第9回
2006・6・24
破談になったはずだからと長男の元婚約者のもとを訪れ、金の無心をするインギュに黙って金を貸すスギョン。

本妻に追い出され、自分を父親の元においていってしまった実の母親のことが忘れられず海をみつめ涙するミンギュ。

そうだ。まじめ一徹な長男のドンギュ、そしてなんとなく暗い影のあるミンギュより、「俺は王子と乞食の乞食さ!こんな生活をしているはずじゃないんだ。俺は悪い男だから俺にかまうな」と今まで親身になって世話をしてくれた女性を捨てようとしているインギュが面白かったことを思い出した。

悪ぶっているのか、本当に嫌な奴なのか、ただ単に馬鹿(暴言)だけなのか・・・・

今回も義理の姉になるはずだったスギョン(チェ・ジンシル)から金を借り、嫌がらせのつもりだったのだろうが、なんと破談が取りやめになったことを知りあわてるはめに。
本当のワルなら、破談になったのを知っても落ち着いているはず。やはりただの悪ぶっている小心者らしい。

ドラマの本筋は結局スギョンとドンギュが結婚することになったところだ。
第10回
2006・7・14
ドンギュと結婚することにしたスギョンだが、ドンギュの妹は快く思わないし、スギョンの両親も生活習慣の違う家庭へ嫁ぐことを手放しで喜べないし、スギョンの兄夫婦も総て簡略化しようとする若い二人を応援しないし、八方塞のまま結婚する二人を見ていると、とても新しい門出とは思えず。

「とりあえずおめでとう」「とりあえずありがとう」こんな会話が義理の姉妹同士で交わされるとは・・・非常に怖い。

******
兄の結婚式を明日に控えた昼下がり、母親の働く食堂を一人訪れるミンギュ。
出された饅頭も胸が一杯で食べれず、半泣きで食堂を後にするのだが、演じるソン・スンホン(宋承憲)の上目遣いで母親を盗み見るその眼差しが非常に若々しいというか、幼いのでびっくりする。
第11回
2006・8・14
「結納品を貰えないなんでどういうこと?貰いたくて言っているんじゃなくて、周りに面子が立たない」とスギョンの両親に食って掛かるドンギュの伯母。
ドンギュと一緒にムジュリゾートでの新婚旅行を楽しんでいるスギョンは夫の伯母がそんなことを言っているとは思ってもいない。
おそろいのチェックのシャツで白い馬が引く馬車に乗り、夜は部屋でキャンドルを灯し、ダンスまで踊ったりしている。

伯母さんが騒いだのは「最初にがつんと言っておけば、嫁にも嫁の家族にも大きな顔をされなくてすむ」からだという。伯母さんがそんな風にいうかと思えば、父親の友人は「いい嫁が来れば家族みんな円満だ。不仲の兄弟でも仲良くなる」と言っている。
嫌だ嫌だといいながら、お互いの家に行き、夫婦不在にも関わらず新居の様子を見に行ったり、日本だったら絶対お茶だけの場面でも、このドラマでは必ずといっていいほど最後は酒盛りだ。
ドラマだからなのか、それとも多かれ少なかれ、あんな風に濃い付き合いが普通なのか。

新婚夫婦のペアルックといい、この辺りの濃い親戚付き合いはなかなか理解し難い。


今回のソン・スンホン(宋承憲)

スギョンの家族からの「学生なのか?」という質問にも困ったような笑顔を浮かべて「整備工場勤務です」と答えていたミンギュだが、母親が働いている食堂に再び出向き、ここでは美術の専門学校生という風に名乗り、キンパプを注文。

事故の後遺症にいいからと、母親が胡桃を割る姿(なんでも胡桃を食べるとガス中毒の後遺症に効くという迷信を信じているようだ)をじっと見つめ涙を浮かべている。
そして家に帰れば、胡桃をせっせと金槌で割っているのだ。いい息子である。
ここにも濃い家族関係が一つあり。


ソン・スンホン(宋承憲)ファンとしては、ドンギュたちが新婚旅行で行くムジュリゾートも見逃せない。
夏の香りでカラーリゾートと呼ばれていたムジュリゾートは山岳型リゾート地らしく、ヨーロッパの街を模した建物がとても印象的だ。
第12回
2006・8・27
義理の兄弟に夕食の片付けも一緒にやってもらえないことを知り、自分が歓迎されない嫁だということを改めて知るスギョン。
(が 確かに彼女もちゃっかりしたところがあるのだ。もう少し世渡りは上手くしないと・・・)実家でも自分が嫁いだことを事実として受け入れようとしている両親の努力を分かろうともせず「やっぱり私は嫁いだ娘。もう関係ないのね・・・」と両親の気持ちなど知ろうともせず・・・
結婚している女性に与えられる会社での特別待遇も、頑なに拒否。
気持ちは分かるが、渡る世間は鬼ばかりなのだ。
上手くやりたいなら、自分もちょっとは変わっていかなくてはいけないのに、いつも「私はちゃんとやっているのに・・・」とやり方がちょっと優等生過ぎるのだ。

これからどうなるスギョン。

母親が恋しいミンギュは、母が勤める食堂に無言電話をかけたり、父親に「オレは母親似だよね」などと苦しい胸の内をどうすることも出来ないらしい。

ヨンギュは「オレはお前の兄貴だろう!」と弟分を脅かしちゃっかり運転手になり
、本当に調子のいい男だ。
更に「オレは三回結婚したい。若い時はセクシーな女性と。壮年になったら健康的な料理を作ってくれる女性と。そして最後は面倒を見てくれる看護婦と」などと本当に減らず口を叩いている。
いつか天罰が下るに違いない。下ったら面白いのにと思う。
ヨンギュ 身近にいたら世の中の敵だが、ドラマとしては非常に面白い。更なる活躍を望む!
第13回
実の母親の事が心から離れないミンギュに「母親とは縁がなかったと思え」と静かに諭す父。
元気の無い二人の子どもを見て、大漁だったからとミンギュと娘のサンオクに洋服を買ってやり、中華料理を食べさせ、映画を見せる父。
恐らくこんなことやりなれていないのだろう。どうもギクシャクした感じはぬぐえないし、最後は「もうひとはな咲かせるぞ!」ちょっと寂しげな宣言になったりするのだ。そんな父親を見ていると、最初はふくれていた娘のサンオクも結局従うしかないのだ。

海辺の町に残った三人はこんな風にのどかに過ごしているのだが、スギョンの両親は息子の事業の失敗に頭を痛め、ドンギュはスギョンに「母親以外の女性に子どもを産ませた父が憎い・・・ミンギュの事も許せない」と衝撃の告白だ。ソン・スンホン(宋承憲)演じるミンギュにはなんの罪も無いが気持ちは分かる。ミンギュとドンギュの会話も殆どないし。仕方ないことか。

他の登場人部が皆家族の事で心を痛めている間でも、お金持ちのお嬢さまシヨンの関心をどうやって惹こうかとそれしか考えていないヨンギュ。
仕事の車を使って彼女を遊びに連れ出そうとするも、お金もなくそれさえもままならない様子だ。

今日のソン・スンホン(宋承憲)
「技術をつければ食べていける」という言葉に従い、整備工場で勤めつつ、父親の漁も手伝ったりしているのだ。
夜中に一人、母親の写真を見つめながら寂しげな表情を浮かべ、口数も少なく、なんとなく幸薄い感じはあるが、いい末っ子でもあり。

第14回
お金持ちのお嬢さまシヨンの気が引けて大満足のヨンギュだが、シヨンに見栄を張るためにお金を巻き上げたチンピラは、仕返しにと兄弟の父親を暗闇の中で待ち伏せるのだ。
無口なのに、こういう時は手の早いミンギュは勿論仕返しに行き、いつものように暴力行為だ。父親はミンギュの保釈金のために唯一の財産の船を手放し、更にミンギュをソウルのドンギュの元に託そうとする。
「こんな田舎にいてはミンギュは駄目になる。お前が大人の男にしてやってくれ。」母親違いの弟を快く思わない長兄ドンギュに可愛い末っ子の世話を頼まなければならない父親の悲しみは計り知れず。
お父さんがだらしないとはいえない・・・何をやっても上手くいかない時は、どうやってもだめなのだ。なにも知らずに暢気なのは、次兄のヨンギュのみ。

末っ子のミンギュとの同居をも受け入れるスギョンだが、なんと実家では兄の事業の失敗から両親が全部の財産を失ってしまうという、泣きっ面に蜂な出来事だ起こるのだ。

こうやって次から次へと雪だるま式に悪いことが重なっていくなんて、ドラマの世界とはいえ、「渡る世間は鬼ばかり」だと思ってしまう。

ソウルに居を移したことで早速実の母親の勤める食堂に足を運ぶミンギュ。
しかしせっかくの贈り物@胡桃の殻割りも手渡せずに椅子の下に隠してしまうのだ。

今日のソン・スンホン(宋承憲)
いつでも俯き加減のミンギュだが、今日は特にそんな場面が多し。
長兄の家でも顔をあげず、母親のいる食堂でも顔をあげず、父親の仕返しに行く時も俯き加減のまま家を飛び出すのだ。
いつも根拠のない自信に溢れる次兄ヨンギュとは大違いだ。
第15回
お嬢さまシヨンと話をあわせようと「オレも愛人の子どもなんだよ・・・」とミンギュの境遇を我が事のように話すヨンギュ。ミスクが自分の子どもを身ごもっているとも知らずに本当に暢気な次兄である。

朝ごはんの前に靴磨きするなど、非常にかいがいしいミンギュであるが、長兄の頑なな態度は変わらず。「姉さん気を使わないでください」と心配するスギョンにも言葉少なく返事をするのみ。喧嘩っ早いかと思えば、こんな風に大人しくなったりと調子のいい次兄とは全く違う性格なのだ。

スギョンの口ぞえで美術学校に通うことにするミンギュだが、学費の足しにとバイトを母親の勤める食堂で始めることにする。(ドラマらしい展開だ)バイト代を安く設定されたとは思わずに嬉々として配達にいったりする姿は本当に21歳とは思えない行動だ。お母さんが恋しいミンギュ・・・これからどうする。

そしてミスクのお腹に子どもがいると知ったヨンギュもどうする・・・
(責任を取るわけないよな〜ヨンギュ。どんなことをするつもりなのか
第16回
なんと朝の5時過ぎに蟹のお土産を持ってやってきたヤンさんの報告で父親が日雇いの仕事をしていることを知るドンギュ。
船を持っていた還暦の男性が今更日雇いなんて恥かしい・・・という伯母さんの言葉にもびっくりするが、(なんでも噂になるのは田舎の特性なのか、それとも韓国の特性か・・・)更に田舎で恥をさらすよりは、家出したサンオクと一緒にソウルで暮らすことを薦める伯母。
このあたりの濃い人間関係はドラマで見ていてもかなり衝撃だ(笑)。

ヤンおじさんのお土産の魚をさばき、メウンタンを朝食に作ってくれるミンギュに嬉しさを覚えるスギョン。
勿論ドンギュは面白くないに決まっているが、洋服を買ってあげたり、優しい言葉をかけてあげたりと兄嫁として精一杯の愛情をミンギュに注いでくれるのだ。
ミンギュも素直だし、演じるスンホンも自然だし、このあたりはファンとしても見ていて心温まる場面である。

食堂の配達のバイトもなれたようだが、母親のケスンに男性(旦那様と言っていたな〜韓国語のニュアンスはよく分からないが、ちょっと生々しい感じである・・・)がいることが分かりショックを受けるミンギュ。このあたりが、ミンギュの可愛いところでもあり、まだまだ子どもなところだ。

ミンギュとは違いしたたかに生きているつもりのヨンギュだが、捨てたはずのミスクの妊娠を知り、動揺する姿はとてもしたたかに生きているとは思えない。
涙ながらに中絶を迫るかと思ったら、彼女の隣で眠り込んでしまったり、絶対に金持ちの女を捕まえるんだと豪語しながらも、彼女の病院についていくのだ。
後で慰謝料や養育費をせがまれるのが、嫌だから病院にまでついていくのだろうが、本当に嫌だったたら何の連絡もせず、無視すればいい。冷徹な男だったらその位簡単だろうと思うのだが、そこまで悪い男にはなりきれないらしい。
韓国のだめんずこと@ヨンギュの行動から目が離せず・・・
第17回 「子どもを堕した」というミスクの嘘も見抜けないヨンギュ。
更に「オレは家政婦の子どもなんだ」という金持ちのお嬢さんシヨンについた嘘が、ミンギュにばれたことも気づかない暢気ぶりだ。本当に韓国のだめんずはどうしようもない。

父親の世話のために、自分一人だけ寂れた港町にいることが耐えられなくなったサンオクは「引っ越すから犬を売ります」とまで嘘をついて金をつくり、高速バスでソウルを目指すのだ。
置いてきた父親の思い、号泣するシーンも韓国ドラマらしいが、つけるだけの嘘をついて借金をし、ソウルへ旅立つシーンも韓国ドラマらしいと思う。なんにつけても極端なのだ。

勿論ヨンギュとミンギュに見つけられたサンオクは、ドンギュの家に連れて行かれ皆に責められるが、泣き叫びながらも一つも譲ろうとはせず。
「十一の頃から家族みんなの世話をしてきたのよ」そんな姿を見、優しく庇う末っ子のミンギュだが、彼も母親の恋人の存在に胸を痛めているのだ。

やっと面白くなってきたこのドラマ。この調子なら最後まで見ることが出来るだろうか?58話完結の道のりは長し。

第18回 サンオクを連れ戻そうと父親までも田舎から出てきたことで大騒ぎになるスギョンの家。
早朝からあんな風に押しかけられたら誰だってヒステリーの一つや二つ起こしたくなるものだ。
が兄弟の父親にとっては家族の一大事。嫁のスギョンのヒステリーより家族が一緒に暮らすことの方が何倍も大事なのである。
(ヒステリーなんて一昔前の言葉のように思うが、声を荒げ、仕事が出来ないと嘆く様はヒステリーという言葉がぴったりなのだ)

兄弟の父は勝手に手筈を整え、田舎の家を整理り都会に出てくることにし、その間スギョンたちの新婚家庭を仮の住まいにすることに勝手に決めてしまっている。

この辺りの感覚がよく分からず。日本人の場合は、こんなことを勝手に決めるのは常識以前の問題だと思うが、韓国人の場合はどの程度常識知らずのことなのか?
スギョンが実家に泣きつく様を見ると、相当な出来事のようだが、父親は「こんな時は仕方ない」とあっさりしたもの。
「どういうこと!」と怒り狂うスギョンに夫のドンギュは「父親と一緒に住むのがそんなに嫌か!」と逆切れとも取れる反応だ。

夫婦喧嘩より、ヨンギュとミンギュの話の方が気に掛かる。
ミンギュは「バイト先に挨拶に行く」という父親の言葉にあわて、(母親にあったりしたらどんな騒ぎになるのだろう?)サンオクの一言によってヨンギュは「私生児だ」とシヨンの気を引こうとついた嘘がばれてしまうのだ。

18話までやっとたどり着く。DVDボックスの1つ目がやっと終了。
第19回 DVDのvol1を観終わってから4ヶ月近く経ってしまった。やっとvol2を購入。
さくさく観ていくことにしよう。

ドンギュの父親が自分達と一緒に住むことをどうしても受け入れられないスギョン。自分の叔母さんの家に間借しているような状態のところに弟、そして父親までもやってくるというのだ。長男の嫁として勤めなくてはいけないことが多々あろうともこれはかなり厳しい状況。ちゃっかりしたスギョンのキャラクターに首を傾げることが多いのだが、この同居を受け入れられない気持ち、これは分かる。
更に一度は自分の両親と同居することになったにも関わらず、ドンギュの父親の反対で結局は振り出しに戻ってしまうのだ。家出にいたる行動は非常に幼い感じだが、気持ちは良くわかる。

ヨンギュの恋人シヨンが自分に関心を持つことが負担になって仕方ないミンギュ。ポケベルの呼び出しも無視し、「話相手になって」と渡された携帯電話も嘘をついて兄ヨンギュに渡してしまうのだ。自分と同じ痛みを持つミンギュに親しみを持つシヨンの気持ちも分かるし、兄ヨンギュの事を考えると、苦悩するミンギュの気持ちも良くわかる。
相変わらずのなのは、「シヨンと結婚したい」などと暢気に言っているヨンギュのみ。

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4ヶ月も観なかったので、すっかりストーリーを忘れてしまっていた。
本筋の同居問題はどうでもいい。ソン・スンホン(宋承憲)演じるミンギュが兄と兄の恋人の間で板ばさみになって困っているところだった。
全身ユニクロ?と思われるようなカジュアルなソン・スンホン(宋承憲)を観るのは久しぶりだ。兄の恋人から「話相手になって」と言われても、首を立てに振れないのは当然だ。ソン・スンホン(宋承憲)演じるミンギュの苦悩は続く・・
第20回 ドンギュの父親との同居に耐えられず、家を飛び出すスギョンを追い駆けないドンギュ。
スギョンの叔母から「こうやってみな離婚するのよ!色々な人が口を出さないうちに追い駆けなさい!」といわれても、頑固だからと追い駆けず、そしてお互い謝らずの若夫婦。

叔母さんの言うとおり、早期解決がトラブル回避の秘訣なのだが、そうはいかず。父親は海辺の街から、部屋に入りきらないほどの荷物と一緒に引っ越してくるし、挨拶に出てこない嫁を訝しがり「新婚早々出張なんてどういうことだ!」と面白くない。(とても喧嘩をして実家に帰っているなどと本当の事は打ち明けられず、「出張です」などと嘘をついているのだ。)

結局スギョンの父親から「傷が浅いうちに離婚しろ!」と怒られる若夫婦。
夫婦の問題に色々な人が口出しをして、本当にどんどん大事になっていく。
特に娘のスギョンはどうもお嬢さま気分が抜けていないようす。離婚したほうがいいという父親のアドバイスも最もだ。

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今日は若夫婦の話が中心でソン・スンホン(宋承憲)演じるミンギュの出番は少ないが、父親が田舎からでてくると知り喜ぶ場面など、非常に素直な青年のようで、分かりやすい。紺色のフリースがワードローブの定番ミンギュ。彼の素性が、実の母親に分かるのは次回らしい。
第21回 家出した兄嫁スギョンに、義理の父親から出張だと思われているうちに戻るように説得するヨンギュとミンギュ。

わざわざ兄嫁が勤めている江南のオフィス街まで出てきて説得するのだ。
このあたりが韓国ドラマの真髄なのだろう。日本のドラマだったら考えられない展開だ。
兄弟がそんな風に兄と父親のことを思っている頃、父親はミンギュがバイトをしている食堂へ挨拶に行こうとしている。
父親をみかけて、バイトの学生ミンギュが、自分の置いてきた息子だと知る食堂の女主人ケスン。

なかなか仲直り出来ないスギョンとドンギュの若夫婦のことはどうでもいい。
今回注目は、捨てたはずのミスクに街中で偶然であったヨンギュの態度だ。
気づかなかったふりをして通り過ぎてもいいのに、元気かと声をかけ、髪型が変わっただの、顔色がよくなっただの声をかけているではないか。財布の中にお金があったなら、手土産のケーキまで渡しそうな勢いだったのには驚く。
令嬢のシヨンと付き合っている余裕なのか、なんだか優しい言葉をかけるヨンギュ。本当のワルなら道で会っても無視するはずだ。中途半端な優しさかもしれないが、これがヨンギュの詰めの甘いところでもあり。大体髪型にお世辞は言っても、ミスクの大きくなったおなかの事は気づかないのだ。

ミンギュを呼び出して、自分の息子であることを確認する女主人ケスン。
勿論ミンギュ演じるソン・スンホン(宋承憲)も伏し目がちの目線で悲しみを精一杯表現している。(親子の再会の場面というより、デート場面のような画面にちょっとびっくりするが、親子再開の場面は前半部分の山場かと思われる)

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「息子さんは元気に育っていますよ」とお医者さんに言われていたミスク。
(字幕では子どもと出ていたが、アドゥルと言っていたから息子ということだろう)やはり跡継ぎは男の子がいいということで、おなかの子どもの事は男女関係なくアドゥルというのだろうか?それとももう性別が分かったのか?どうでもいいがちょっと気になった。
第22回 ドラマの本筋は・・・・

スギョンが出張でなく家出していたことを気づいたドンギュ父は、スギョンの両親の元に怒鳴り込んでしまう。父親のそんな行動を知らず、深酒をし悩むドンギュ。
もうこれ以上スギョンを悩ますことは出来ないと「離婚しよう・・・」と切り出すドンギュ。そんなドンギュを「結婚生活は浮き沈みがあるんだ!そんなことでどうする!」といつも温厚はスギョンの父が殴りつける。
(優しい父親でもやる時はやるのだ)


ソン・スンホン(宋承憲)演じるミンギュの動向。

母親が見つかり喜ぶミンギュとは反対に、複雑な気持ちのミンギュ母。
ショックのあまり店も休み、自分の家にミンギュを招いても「私の中であなたは4歳のお利口さんのまま」と親子であることを拒むミンギュ母。
そんな傷心のミンギュが電話をかける先は、なんと同じような寂しい境遇の持ち主シヨンではないか?
(泣きながら電話するほどの仲だったのか?と思うがそこはドラマ・・・)
電話ボックスから涙ながらに電話するミンギュを心配するシヨン。
弟と恋人がそんなことになっているとは全然知らないヨンギュだが・・・・


「オンマ〜」と実の母親を探し出した喜びをかみ締めるミンギュだが、母親に甘える時はまだ少し先の様子。
ドラマはクリスマスシーズンに向かっている様子。ソン・スンホン(宋承憲)の着る紺色のセーター姿が暖かそうだ。

ミンギュ母が懐かしそうに子どもの頃の写真を見つめる場面があり。本当のソン・スンホン(宋承憲)の子ども時代の写真ではないようだ。(それとも子どもの頃はあんな感じだったのか?)
第23回
ドラマの本筋

「辛いことがあっても夫婦は一緒にいるものだ」と諭され、やり直すことを決めるスギョンとドンギュ。新婚生活を二人で過ごせたら・・・と思うスギョンだが、兄嫁である自分に辛くあたる義妹サンオクはいるし、遊び人の弟ヨンギュも運転手の仕事を首になって転がり込んできてしまう。新婚生活は勿論どんどん遠のくばかり。

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兄ヨンギュの恋人シヨンとどんどん親密になるソン・スンホン(宋承憲)演じるミンギュ。
兄ヨンギュも一緒とはいえ、クリスマスイブを一緒に過ごし、放課後も街で一緒に時間を過ごすのだからもう付き合っているのも同然か・・・
(照れた演技はかなりぎこちない感じだが、初々しさはあり。)

勿論兄ヨンギュはそんなことを知らず。勤め先の物も自分の物、運転手なのに職場放棄とやりたい放題でとうとう首になる。しかしそんな状況でも「なにか大きいことをやってやる」という根拠の無い自信はまだ失っていない様子。
更にちゃらんぽらんかと思いきや、実の母を思い涙ぐむミンギュに「お前の母さんは良く笑う人だったよ」と優しく話してあげるのだ。
ちゃらんぽらんでもいいミンギュには良い兄だ。
失業青年になったヨンギュの更なる活躍はあるのか・・・

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来週はさいたまスーパーアリーナでのイベントもあるが、それとは関係なく、過去のドラマチェックはまだまだ続く。
第24回 同居で家事の苦労が増えた上に、仕事でも負担が増えて一杯一杯のスギョン。
IMFの通貨危機で韓国の状況が悪く、スギョンの会社も背水の陣という設定のようだ。勿論女の敵は女ということで、スギョンの行く手を阻む女上司出現だ。非常に分かりやすい展開。

「男は一生続けられる仕事を探すもんだ!」父親の話を正座をして聞いていても、一発大きい事をやってやる!という気持ちは捨てられないヨンギュ。
職場の先輩からお金持ちのリストを譲り受けようとしたり、バイトを首になった妹達を芸能プロダクションに売り込もうとしてみたり。
このセコイところがなんともいえない。
チョイ悪を目指して頑張って欲しいものだ。しかしこの自称恋愛の達人の目は節穴だらけだ。弟ミンギュが自分の恋人と付き合っていることなど全然気が付いていないのである。

そしてソン・スンホン(宋承憲)演じるミンギュ。
シヨンとの交際は順調。そして母親とも「社長と従業員」の関係のままでいようと決心するが・・・・
このミンギュ青年。苦労しているはずなのに、本当に幼さが残る。でもファンにはその幼い感じがまた良かったりするはず。

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